SSブログ

MMDのモーショントレスにどうアプローチしようか [エンターテインメント(MMD,ゲームなど)]

さて。第6回MMD杯でのBad Appleのモーショントレスを踏まえて、今後の動きについて少し検討しましょうか。


以降は、上記動画を観ていることを前提に話を進めます。

トレスの作成期間と新規作成小節数を分析すると、以下のとおりになります。

1. 新規作成対象の約80%を12日(≒2週間)で作成している
  (1番 Lside (56小節 / 8.5日) + 2番 サビLside/Rside (17小節 / 3.5日))
2. 残りの20%も11日(≒2週間)で作成している
  (3番サビ・エンディング (19小節/11日))
* 最終調整は本選動画作成中に見つけた不具合修正のため除外


2.の期間に本選動画作成を開始し時間がとられたこと、また、風邪で4日寝込んだこと、この風邪を踏まえてペースを落としたを考えても、1. より2. の方が時間がとられたことは間違いないと思います。
風邪で寝込んだ日程を単純に引くと、およそ半分に作業速度が落ちていることになります。
 小節数(=作業量) 4:1
 作業期間:12:7 ≒ 2:1

その要因は以下だと考えています。
1) 振付の難度が高かった
 1)-1. 苦手なボーン回転操作が多かった
 1)-2. わかりづらい奥行き方向の移動が多かった
 1)-3. Lside, Rsideが連動していた
2) 作成済みモーションが増えチェックが増えた
 2)-1. チェック方法が「再生して違和感がある箇所を探す」アプローチのみ
    (=モーションが出来上がれば出来上がるほど、再生時間(=チェック時間)が伸びる)
 2)-2. 品質目標が設定されていないため、いつまでチェックをすればよいかわからなかった


トレスのクオリティは現在のまま、という条件であれば、これらの課題をクリアして、かつ、方法論をもう少し確立することで、同等のモーショントレスで3週間程度、頑張れば2週間切れる、と思います。
現在のトレスのクオリティとは、3Dモデルに合わせてモーションをデフォルメするアプローチということです。動きの限られた3Dモデルで、如何に人間の精緻な動作を再現するかというアプローチではなく。

希望としては1週間切りたいですね。そのぐらいだと、モーショントレスに加えて、演出なども含めた動画全体を総合した作成期間が2週間強を目指せる。個人的には、自分が集中力を切らさないで何かをできるのは、その期間だと思っています。
ただ、そこを私が目指すとした場合、自分を職人レベルのスキルをつけるアプローチではなく、作業標準化を行い自動化するアプローチにならざるを得ません。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0