全部受け止めるのはやめた。

自分に対する指摘なり、非難なり、自分に対して言われたことについては、ありがたいことだと全てに対してお礼を言うようにしていた。
最近、それをやめた。

内容の是非はともかく、自分に対して何かしらを伝えようという手間をかけてくれたのだから、それはありがたいことだと思っていたし、今でもそれは思いたい、のだが。
内容の是非自体は検討して取捨選択すればいい、と思っていたし、それは今でもそう思っているが。

いかんせん、変な指摘を招いてしまうケースが多々あって、現実的に自分が耐えられなくなったのでやめた。

あくまでこちらが”労を払ったこと”に対してお礼を言ったつもりでも、殊的外れな指摘・非難をする人にはそれはわからない。"指摘が妥当とこちらが認めた"と解釈されてしまう。

また、普段から的外れな指摘をする人は、誰に対してもそうだから日常的にスルーされているわけで。そうすると、反応を返してしまうと、反応を求めてこちらに指摘をしてしまう。
この手の動機は得てして本人は無自覚だから始末が悪い。

的外れな、自分が全く歓迎していない見当違いの行動に対して、プラスのフィードバックを返せば、それはその行動を強化することになる。
理念としては自分でも持っていたい。だが、現実的に耐えられない。ここはフィードバックをしない、というのが現実的な落としどころだ。