自分の発言が信用される、という前提

最近、自分の発言を当然の前提として物事が進められるようになった。
すごくどきどきする。”いいのか？！”と。
もちろん、仕事上で嘘を言っているつもりはない。だけど、自分の言葉が信用される、という事態が自分にとって想定外なので、困惑する。
従来、自分の意見等は、他人の発言の裏づけやログなどがなければ信用されなかった。私の発言自体は信用されるなんてありえなかった。
自分の発言が信用される、という前提で、ちゃんと話を組み立てる、伝わりやすい言葉を選ぶようになった。


以前の上司・環境はひどかった。
まず疑うか無視する。言葉尻の枝葉のほころびを見つけてつつく。自分の気に入らない回答があれば、それが何であろうと、自分の意に沿う発言が出るまでひたすら同じ質問・要求を繰り返す。
上司と話せば体力を奪われるだけなので、如何に他人に干渉させないか、それが一番神経を使っていた。

"仕事は一人でするものではない"、そんなことは重々承知だ。
だが、そもそも人扱いされていないのに、一緒に仕事をするだの、コミュニケーションを円滑に、だのそんなの無理だ。今はそう思う。