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昔話:"本当の実力"がどーたら [仕事]

直接自分が聞いたわけではないのだが、昔、課長クラスの人がやめるときに、"自分は何となく表面的にまとめることをしてきただけで、本当の実力をつけないままきてしまった"的なことを言った、というエピソードを覚えている。

その人と私は直接話したことはなかったので、実情がどうかは正確なところはわからない。
だが、前後文脈や、職種(いわゆるSE)や携わったプロジェクトなどの情報を加味して考えるに、本来なら行うべきシステムを作り上げるための設計をやらず、単に窓口としてほかに振ったりしてるだけで、自分の本来の役割を果たせているのだと勘違いしていた、ということかと理解した。
たまたま発注先や周りがうまく動いてくれていたのでやめる直前ぐらいまで気付かなかったのだと。

その話を聞いて以降、自分で手を動かすこと、自分で動くことは忘れないでおこうと折に触れて思う。
それと、自分がやったこと、自分の能力・スキルも、他人がやったこと、他人の能力・スキルもきちんと認識しようと。
役割が定まっている他人に仕事を丸滑りさせ、出来上がったものを右から左に送り返すだけの仕事で、何もかも自分の手柄と考えるのは勘違いだと思う。

一方、多くの仕事は一人でしない。他人に頼まなければならないことが場合がある。その時に、誰に頼むかの選定、意思入れ、仕事の依頼を自分で考え依頼し成功したなら、その点は自分の成した仕事だ。頼んだ仕事をやり遂げたのは自分ではないが、その手前までは自分のやったことだ。自分の行動がなければ発生しなかった。
そこの認識も間違うと、相手の仕事も正確に認識できないので、相手に対しても自分に対しても失礼だ。
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Mishika

>あんぱんち~さん
ありがとうございます
by Mishika (2013-03-31 19:24) 

Mishika

> ys_ootaさん
ありがとうございます
by Mishika (2014-01-03 11:33) 

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