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DioField Chronicle プレイ・クリア [エンターテインメント(MMD,ゲームなど)]

DioField Chronicle とはSQUARE ENIXが発売したStrategy RPG。
https://www.jp.square-enix.com/diofieldchronicle/
プレイしてクリアした。

それなりに楽しんだがマイナス方面で語りたくなることがあったので語る。
お勧めはしない。

https://www.jp.square-enix.com/diofieldchronicle/全体的に中途半端な印象。
最初に無料のデモ版で一章プレイできるが、その部分で合う合わない、買う買わないは決められる点はよい。
プレイした上で名作ではなさそうだが、嫌いではないタイプのゲームなのでプレイ継続でよいかと思ったので後悔はしていない。

さて。
まずデモ版で驚いたというか、あきれたのは、最初の戦闘でバハムート を召喚したこと。ストーリーや世界観としても必然性が感じられなかった。
SQUARE ENIXはバハムート召喚しなければならないという制約でもあるのかと思った。
最初に抱いた印象はそのまま変わらず、このゲームは魔煌玉 (まこうぎょく)というアイテムでバハムートをはじめとする各種幻獣を呼べるが、強力な広域範囲攻撃以上のストーリー的な意味がない。
また複数種類の幻獣がいるが、戦闘では2種までしか呼べないので結局クリアまで最初に手に入れた2体だけしか使わなかった。

幻獣召喚も含めて、戦闘が単調。自分のプレイスタイルが力押し傾向なのもあるが、単純に敵に物理攻撃を仕掛けて、適当に必殺技か幻獣召喚を打てば終わる。
ストラテジーRPGで、複数種の部隊を操作できるが、種類や技が違ってもあまり技を使いこなす意味が感じられなかった。
そして、なんだか操作性も微妙に悪い。部隊の向かう先を複数ポイント経由して指定できないとか、部隊選択が微妙に悪い。
リアルタイムストラテジーと呼ばれる部隊をリアルタイムに操作していくタイプのゲームなのだが、操作性が悪いので、こまめに戦闘指示を出していくのが追い付かず、ちょいちょい無駄に止まっている部隊が出てしまう。
でも倍速機能はよかった。

また、技・部隊の育成もよくわからない。部隊に戦闘で得たポイントを割り当てて技の効果などが拡張できるのだが、技が使えるかが装備武器に依存するので、技を育てても、強い武器に切り替えたら技が使えないこともしばしば。

キャラに能力Upのポイントを割り当てるのだが、能力と効果とキャラがかみ合ってないのと、戦闘が力押しで済むので能力の意味がよくわからない。
後ポイント割り当てのためのUIが、装備画面で選択なのは構造として不親切だと思う。

ストーリーとキャラも中途半端。なんだか思わせぶりな背景・言動をとる割に表面的に見える。
思わせぶりに退場したりしても、エピソードが割と投げっぱなし。その描写が一枚絵での語りかキャラ同士の会話だけでストーリー上の必然性がない。
クリアした上でいうが、話が唐突に中途半端に終わる。ネタバレなしで話を要約すると、後世では歴史に名を遺す人物の、ある時期を切り取った過去回想ともいえるが、連作予定でもないし、最初からそう提示しているわけでもないので、打ち切りに近い印象。

ゲームの構成が結局一本道の中で、戦闘と、ムービーや一枚絵の語りやキャラの会話、戦闘前の準備の繰り返しなので、戦闘のタイプが自分の好みでなかったり、大体最初の時点で中途半端と気が付いて割り切れてなかったら途中で投げたと思う。
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