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権限のあるなし [仕事]

業務上の権限範囲というものを、理屈ではなく体感でどのように身に着けるのか、みたいなことをこの半年ぐらい考えている。
明文化された決裁権限というより、業務に対してどこまで担当者判断ですすめてよいか、という権限範囲のことである。

理由は、業務上同じチームにいるメンバーで、こちらから見た場合に、”あなたにはその判断の権限や判断能力がない”と思われる判断で作業を進めてしまい、あとから他人に訂正・指摘されたり、他人にしりぬぐいをさせる状況が続いていることだ。

権限範囲の認識が間違っているのでそこを正さないといけないのだが、じゃあ、それは何をどう説明すればいいのか、とか、どうやって身につくのか、とか、をわが身を振り返って考えた時に、明確に丁寧に説明だったり教育された覚えはないんだよな、とたどり着いてしまい参考にならないよなと思っている。
自分は社会人一年目のころに、私に決裁権限のない書類について他メンバーに相談され、進めていいと答えてしまい、「お前に権限はない」と叱責を受けたことがある。
結果的には進める話ではあったので相談を受けたメンバーや業務に穴をあけることにはならなかった。
これは、いわゆる就業規則等明文化された決裁権限の話ではあるが、業務の権限範囲についての意識づけや考えに大きな影響を及ぼした経験ではある。
他には、「少しずつ業務の中で自分で判断をする範囲を周りの様子を見ながら増やしていく」と言われたことはあるが、これは件のメンバーには使えない。
今欲しいのは即効性のある「これは自分の判断ではやってはいけない」と踏みとどまるための「何か」なので。
後は、相手の権限範囲を踏み越えてしまうと、人によっては自分の縄張りを犯されたと感じて機嫌を損ねてしまうので、”あ、これまずかったな”と、次から気を付ける経験を積み重ねてはいるが、いかんせん人の顔色や周囲の空気を察する、ことができない方なので、これも有効性がない。即効性もない。
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