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モチベーションをそぐ [仕事]

求めていない作業を実施する人がいた。ルーティンワークをルーティン通りに実施することが役割だが、ルーティンを自分の独断で変える人が。
ルーティンワークそのものの是非は置く。

そもそも、そのルーティンワークすらミスが多いとか、管理責任のない機材を勝手に貸し出したりとか、自分の力量や権限範囲を理解もせず、顧客のからの自分に対するクレームを「あの人うるさいんだよね」とその顧客に聞こえる場所で陰口をしたり顔で語っているとか、色々勘違いしている人ではあったのだが、いま語りたいのはそこではない。

その人の問題について、仕事のミスの指摘、改善要請とか、まあ色々取り組んだ中で、相手の管理マネジメント責任のある人が私に言ったセリフが「本人曰く、いろいろ言われて、モチベーションがそがれる、だそうで」とのこと。この発言で管理マネジメントの人のへの私の心象は悪くなった。自分のメンバーが迷惑をかけている相手に対して詫びとか改善ではなく、「あなたの接し方が悪い」と遠回しに相手のせいにしているので。
以上までが前置きとして。この「モチベーションをそぐ」という発言に対する、正直な感想は、「モチベーションをもって余計な仕事をされるぐらいならモチベーションを持たないでもらいたい」であった。この問題の人に対しては、自分個人としては正直何もしてほしくはなかったので。

この問題の人は最終的には業務の担当を外れて別部署に異動になったので、私的には方がついたのだが。
「やる気を出すと、求められていない仕事をして求められた仕事をしない」というケースにどう対処するべきか、という疑問はいまだにある。
そもそも相手が「客観的に求められた仕事」をさておいて、自分がやる気を出す「客観的に求められていないこと」を自分の独断で実施していい、という発想になってしまうのをどこで是正すべきなのか、ということである。
私の業務範囲はマネジメントではないので、人のモチベーションなど知ったことではない、としてしまうのは簡単なのだが、本来やるべき人がやるべきことをやらなかったことのつけを払わされている状況は耐え難い。
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