3割バッター [ふと思ったこと]
野球は詳しいわけではないですが、3割打てれば"強打者"と呼ばれますよね。
裏を返せば、7割の"三振""アウト"があって初めて、3割の"ヒット"が生まれる、とも読み取れます。
案外、そんなもんかな、と思います。自分のOutputについても。
つまり、どういうことかというと。
もちろん、常にお客様のご要望に100％応えたいです。
常に、自分が100%実力を出し切った、100%納得のいくOutputを出したいです。
このBlogだって、そう。
100%自分の納得のいく文章が書きたいし、100%受け止めてもらえたら嬉しい。
とはいえ、それは現実的でもない、と思っています。
なら、3割であることを前提に、自分のOutputを高めていく、というのが必要なのかな、とか思っています。
どういうことかというと。
パイを広げる、ということが一つ。つまり、裾野が広がれば、3割は3割でもOutputは増えるでしょう。
底上げを図る、というのが一つ。つまり、自分の底力が上がれば、3割は3割でもOutputの精度はあがるでしょう。
あるいは、3割を特定の部分に集中させる、ということ。つまり、3割は3割でも特定の部分だけみれば、8割である、というやり方もあるでしょう。
何にせよ、的を得るOutputを出すには、試行錯誤なり、失敗なり、的を得ないものも必要なのだろうなぁ、と思います。
"無駄なことはしたくない""効率よく生きたい"という発言を聞くことがあります。
その発言の意図、その思想の是非は、さておいて。
核心を突くには、必ずそれ以外の部分も生まれる、のではないか。
そんなことを思います。
「最初っから質じゃねぇ。とりあえず量と継続だ！」が持論の者が幕間に顔出して零していきます。「そのなかに、ふと温まったり発見することが１ミクロンでもあれば、幸せなのですよ」。
by もん (2007-03-19 23:46)
その1ミクロンをつかんだ経験がある、ということは恵まれているなぁと思います。
同時に、自分の費やしたものの先に、その1ミクロンが生まれる、実感として信じられるから、続けていられる、と思います。
ありがとうございます。
by Mishika (2007-03-21 09:02)