無題。

私は、基本的に自分がBlogをやっていることを人には言わない。

自意識過剰と言えばそれまでだが、裏を返せば、過剰な自意識を吐き出している場所だということでもあろう。
多分、だから自分のバランスが取るためには必要なんだろうし、同時に神経質にもなる領域なんだろう。

なんだというわけではないが、ふと、毎日会うような人に自分のBlogを読まれる、ということを想像した。
相手がBlogや私をどう思うかはともかく、私自身は”ない”と思った。色々な意味で。
それが好意的か悪意かによらず、過剰な自意識に触られる、ということを自分が意識することがそのまま更なる自意識過剰に繋がるから。

不特定多数の人に見られる場所に書いておいて、客観的には矛盾しているとしかみえないと自分でも思う。
ただ、自分の感覚的には何ら矛盾していない。
多分、”流す”というのが自分には必要なんだと思う。
過剰な自意識を自分の外部に吐き出して、外側から"それ"を眺めて、”ふーん”と流す、それで初めて自分の中で折り合いがつくんだろう。
そのために、”不特定多数から見たら”という仮定が必要なんだろう。

話が飛ぶ。
何事においても、誰か特定の人に向けて言葉を発するのは不得手だ。特定の人が何を"視て"、何を聞きたいのか、と問われると途端に途方に暮れる。
不特定多数は特定少数に向けてより苦手意識はない。多分、私自身がイメージしている不特定多数はぼんやりしたものであり、”実態のない”ものだ。そして、イコール"自分のモノの見方"だ。
裏を返せば、私は私自身のモノの見方を"不特定"つまり漠然としたものだとしか認識していないということか。

・・・おもしろいな。

コメント 1

＞もんとれさん
ありがとうございます。
by Mishika (2010-01-24 17:39)