会社のDNAってこうやって出来上がっていくのか、と思った。

何年か前に一緒に仕事をしていた人と仕事をしている。
前の時は、リーダーがいて、二人ともメンバーだった。

今回は、相手の人がメイン担当、私がサブ担当、的な位置づけだ。基本的にしている業務内容は二人とも同じだが、相手の方が経験やスキルが高く、業務の精度は当然相手の方が高い。相手には私のフォローも業務というか役割に含まれているし。明示的にリーダーと称されているわけではないが、暗黙的、かつ将来的には期待されている人だ。

それはともかく。
その、以前にリーダーについていたとき。私がリーダーにドキュメントのレビューをしてもらったことがある。その時に今一緒に働いている人はいなかった。
その時、文書構成についてリーダーが言っていたのは「俺はまずわかっていることをダッと書き出す。それからそれぞれについて、これはこういうこと、これはこういうことと説明していく」ということ。
私の文書構成が”まず大前提となるお題１つがあり、それをブレークダウンしている”構成になっていることを踏まえての話だった。リーダー曰く「一通り読んで見直すと、確かに言っていることは筋がとおっている。だが、読んでいるときわからない」と。

要はリーダーはボトムアップ的な書き方で、私はトップダウン的な書き方、と言えるかもしれない。

さて。
最近、私の書いたドキュメントについて一緒に働いている人に確認してもらった。その時のコメントで「自分はわかっていることを先に書く。それに対して説明を書いていく」と言った。

表現は違えど、言っていることはリーダーも相手の人も同じだ。
こうやって、会社のDNAって出来上がっていくんだ～とおもしろかった。

コメント 1

＞musemistyさん
ありがとうございます。
by Mishika (2010-05-23 09:26)