SSブログ

だーいぶ前のネタなんだけど。 [ふと思ったこと]

ブログに書こうと思ってメモった後、やる気がうせて放っておいたもの。

ネタがどうこう、っていうより、Outputするまえは、"もうとりあえず外に出したい!"みたいな衝動に駆られるわけですが。
一旦どんな形にせよ形にしちゃうと、その衝動から解放されて、"外に出したい!"という気分がなくなるんだよね。
・・・って、いうことで。


鉄腕Dash!を見たんですよ。1月14日放送分。
「『DASH WEB』(ザ!鉄腕!DASH!!)」http://www.ntv.co.jp/dash/
で。犬、を扱ってまして。日本の保健所とアメリカのシェルターとか。(捨てられた犬のいく先)プリズンドッグ(捨て犬のしつけを刑務所で行う)

その内容自体についてではなくて、何となく思ったことがあって。
TVとかで見る日本の愛犬家の方って、何となく犬を人間の子供のように扱っているなぁという印象があって。
対して、その時見たアメリカの人は、大事な家族は大事な家族だけど犬は犬として扱っているなぁと感じて。

なんか、それって日本人の思考の癖かな?とか思ったんですよ。愛着のあるものは人間と同じように考える、というのが。
つくも神とか。出る杭は打たれるとか。
何か、同質とみなすのが、日本人が相手を大切に思うやり方なのかな、と。
だから、かわいいペットは、人間と同じだと同化現象をおこして。いらなくなったらものと同じで、処分になるのかな、と。

英語には、無生物主語とかあって。(古い日本語では擬人化用法しかないです)
主張しなければ生き残れない社会だから。それがディベートだのディスカッションにつながって。
違うことを前提に、違うものとして扱うのかな、と。


もちろん、どちらの国にも犬の虐待も、遺棄もある。
思考の違いがあろうとなかろうと、悲しい現実は変わらない。
私は犬を飼ってもいないし、そういう知人もいない。だから、本当のところはわからないけど。
違いは違いとして、押さえておいた方がいいのかな、とか思った。


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 1

コメント 6

ともたろう

日本人は「人は独りでは生きていけないから、支えあおう」という意識で、
米国人は「人は独りで生きていかなくてはいけないから、支えあおう」という意識らしいですね。

…って、犬の話とは違いましたか(笑) 私のなかで座右の銘?です。
by ともたろう (2007-04-28 22:07) 

Mishika

>ともたろうさん
ありがとうございます。まさにそのお話です。^^
「神は細部に宿る」と言いますが、ちょっとした表現の違いで、根っこの思想の違いがわかって面白いですね。

・・・って、私の話も違う。(笑)
by Mishika (2007-04-28 22:34) 

もん

私も話は飛んでしまって恐縮なのですが、非常に真剣な会合場で、窮屈な服を着させられた子犬が徘徊して甲高く啼くのに、驚いたことがあります。なにかと思えば某馬鹿女優もどきが「うちの子だから」と平気でケロリと。当人は香水ベタベタ。その際は誰も嗅覚味覚を失っちゃいけない為に整髪料も無香料、舌垢まで取って来ているっつーのに、「飼い主の顔が見てみた・・ああ、やっぱりこいつか」と嘲笑を買っていました。
欧州の場合、ことに犬を非常に可愛がり、カフェ程度であれば飲食店連れ込みも許可されていますが、その躾が非常に厳しくなされていることが前提です。徹底して躾けてから外に連れていく。吼えたり愚図ったり店で落ち着かない様子を見せると、飼い主が馬鹿、エチケット、マナー知らずと判断されます。「仏の犬と子供はおとなしい」が定説です(これもちょっと怖い話)が、きっちり一線が敷かれている。もともと階級社会であり、生活層が言動でシビアに見なされる棲み分けの社会だからかなぁ。この国のペット我が子化はご当人たちの自由で別に良いのですが、第三者から見るとちょっと物事の順序、物差しがおかしく見える場面も少なくないのが正直なところです。これは階級も棲み分けの境界線のない、誰も(表向き)平等である国ゆえの特徴なのかなぁ、と思っていますが、どうなんだろう・・。
by もん (2007-04-29 09:33) 

Mishika

>もん・とれぞーさん
ありがとうございます。
私が捨て犬の問題を聞くと思いだすのは、イギリスのブリーダー制度(又聞き(読み?)ですが)なんですね。
しかるべき資格を持つブリーダーが犬を育て、相手先に育てる能力があるか否かを見極めたうえで、犬を渡す、という。
同時に、いただいたコメントを読んで、厳然と存在する階級制度がイギリス社会の活力を奪っているという話も思い出しました。

ある意味柔軟で何でも取り込んでしまう、そして阿吽の呼吸とわび・さびに表わされる、白黒つけない言葉で語らない特性は、一面日本の文化をはぐくんできたと思っています。
が、同時に、内に裏にこもる、なぁなぁまぁまぁの論理にいらつく性質でもあります。(苦笑)
by Mishika (2007-04-29 12:03) 

もん

にゃるほど。
>存在する階級制度がイギリス社会の活力を奪っていると
諦念といいますかね。然り。
by もん (2007-04-30 01:59) 

Mishika

>もん・とれぞーさん
とはいえ。この眼で見てないものを語るか、自分って感じです。(^^A;
by Mishika (2007-04-30 09:18) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0