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「残業多い奴ってもてないよな~」 [フィクション]

「違うんじゃねーの」
「ああ?じゃなんだってんだよ」
「お前が残業多いことを理由にして彼女をないがしろにしたから、だから、それを理由にして振られたんだよ」
「・・・・・・」


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共通テーマ:日記・雑感

「俺はそう言われたくなかったんだよ」 [フィクション]

ある人が仕事を辞めることにしたと言った。

同僚が言った。
「誰かが辞めるとき、いつも決まってから話をされるんだ。もっと前から、話を聴けていたら何かしてあげられたんじゃないかって思う」
これは心からの台詞だった。

それを受け、辞める人が何故周囲に相談しなかったのか、ぼそぼそと話し始めた。
曰く。
話した方がよかったのだとは思うが、誰にどう話せばよいのかわからなかった。
話して、反対とかお前が違うとか言われたら、気持ちが揺れるし。

「そこで、ためらうんじゃなくて、もっと話しておかなければならなかったんだよ」と誰かが言った。

辞める人が言った。
「それはそのとおりだとおもう。だけど、俺はそう言われたくなかったんだよ」


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たとえ話をひとつ。 [フィクション]

正規軍がありました。傭兵部隊がありました。傭兵部隊は国が傭兵団に依頼して、派遣されてきた傭兵で構成されています。
傭兵部隊は正規軍の指揮下にはありません。傭兵部隊は元々正規軍に組み込まれることを目指していましたが、いろいろな要因でゲリラ的な活動を行っています。
結果から見ると、傭兵部隊は国軍全体にとって大きな貢献がありました。だから、正規軍の大将もかねる国軍大将も傭兵部隊に対して敬意を払っていましたし、正規軍の軍人も傭兵部隊をそれなりに頼りにしています。
国を守るという目的に対して、国軍の名のもと、正規軍も傭兵部隊も協力し合って敵に向かっていたのです。

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